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Super Environment High-School事業に取り組んでいます!
情報提供:岡山県立水島工業高等学校

本校では、令和3年度より3カ年計画で、岡山県教育委員会よりスーパーエンバイロンメントハイスクール研究開発事業に指定され、研究主題を「廃プラスチック等の再利用による有効活用をとおした環境問題解決のための研究」として、全ての専門学科が連携した「MECIA(メシア)プロジェクト」に位置づけて取り組んでいます。
※機械科 (Mechanics)・電気科(Electricity)工業化学科(industrial Chemistry)情報技術科 (InformationTech)建築科(Architecture)

私たちの身の回りには多くのプラスチック製品があり、2017年に国内で製品に使用されたプラスチックは、約1012万トンとなっています。また、プラスチックは石油からつくられ、2050年には世界の石油製品の20%を占めるという予測もあります。プラスチックは完全に分解されない性質をもち、マイクロプラスチックによる海洋汚染など、廃プラスチックの処理が世界的な環境問題になっています。1012万トンのうち廃棄・回収されたプラスチックは約903万トンで、焼却・埋め立て・海外輸出・リサイクルといった方法で処理されています。

今回の研究は、リサイクルに焦点をあてた廃プラスチック等の環境問題に主体的に取り組むものであり、地域をフィールドにした課題解決型の探究活動として、SDGsへの貢献を図りながら多様な学びによる先進的なものづくりに、学校一丸となって挑戦していきたいと考えています。

 

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